ライブ・イベントとアニメ
1990年代以降、バラエティ番組や報道番組などにおけるナレーション業が増え、現在はこちらを主体とした活動を行っている。また、舞台に出演することもある。持ち役のうち、思い入れが強いものとしてブルマ、ドキンちゃん、右京、ペリーヌなどを挙げている。『ドラゴンボール』シリーズで演じたブルマは、鶴の役柄の中で『それいけ!アンパンマン』のドキンちゃんに次ぐ長さである。アニメが終了した現在でも、ゲームなどで散発的にブルマを演じる機会は多い。
2005年には「笑い男事件」を描いたエピソードを160分にまとめた『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』が製作され、DVDでリリースされた。本作と続編である『S.A.C. 2nd GIG』のDVD/ビデオ累計出荷本数は、合わせて150万枚/本に及ぶ[1]。衣谷遊によるコミック版が連載中。第一部を週刊ヤングマガジン2009年12月14日号より2010年3月8日号まで連載し、第二部からは月刊ヤングマガジンへ移行し、2010年4月14日号より継続。「この現実とは別に、もう1つの現実が存在する」というアイディアは、「もしもこうだったらどうなっていたのか」という考察を作品の形にする上で都合がよく、パラレルワールドはSFにおいてポピュラーなアイディアとなっている。登場人物が何らかの切っ掛けで、自分が知っているのとは違う現実に迷い込んでしまうといった作品が多く存在する。
『2nd GIG』最終回のラストシーンと『S.S.S.』に出てきた緑色の戦車で、デザインは原作のフチコマとアニメのタチコマを合わせたようなデザインになっており、全機ミリタリーグリーンで塗装されている。声優はタチコマと同じく玉川紗己子が担当し、AIが成長途上にあるためタチコマよりも機械的な声になっており、『S.S.S.』では、配備後2年を経てもタチコマ程の成長は見せていない。『ウチコマナ日々』では自虐ネタ「AI愚連隊ウチコマンズ」を披露した。剣菱重工製の新型多脚戦車。同社の社員である加護タケシにより設計された。6年に及ぶ歳月と剣菱の社運をかけて開発したとされる。四脚で球状の外部観測機器は上部に一基と下部に一基ずつある。それらの脚や外部観測機器のデザインにタチコマと共通点が見られるが、スケールは倍以上の大きさがあり、外見も曲面を多用するタチコマに対し、直線や角で構成された部分が多い。またタチコマと同じく単座だが、座席は胴体内部にあり、丸形の開閉ハッチは攻性防壁でガードされた電子ロックが配置されているなど、軍用機的な設計である。装甲もタチコマより遥かに強固で、7.62×51mm弾が至近距離にもかかわらず完全に弾かれ、本車両の12.7×99mm弾でも僅かに凹んで焦げる程度であった。また高速道路上から飛び降りた際に下にあった乗用車2台が潰れるほどの重量だが、対物ライフルの射撃を察知して瞬時に機体を傾けたり、10メートル近い落差のある高速道路上から飛び降りたりと、タチコマ4体以上にワイヤーで引っ張られても動けるほどの力の割には、軽快な機動性を持つ
物語は『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』の「個別の11人事件」が解決した後、草薙素子が失踪してから2年後の事件を描いている。現実の日本社会と同じように、作中でも少子高齢化が進んでおり、家族を持たないで老年を迎える人口の増加によって、介護の問題が大きくなっている。その解決のために在宅で医療ネットにアクセスし、全自動介護システムによる介護を国が誰にでも最低限保証し、貧困層・富裕層を問わず機械による介護が一般的になっている。だが、このシステムは老人の寝たきりを助長する結果となり、「体のいい遺産回収システム」と揶揄されている。寝たきりで干乾びるように死んでいく老人を、ワインに使う貴腐葡萄に準えて、「貴腐老人」と呼んでいる。攻殻機動隊のテレビシリーズ、映画版の両方は漫画版のストーリーを軸にしているものが多く、今回も士郎正宗原作の漫画版の様々なエピソードからストーリーができあがっている。結末部分での傀儡廻と草薙のやり取りは、漫画版や映画版での人形遣いとの会話と対になっており、漫画版や映画版とは違う「草薙の決断」の別の形を提供している。また、『S.A.C.』は「人形遣いがいないパラレルワールド」として出発したが、本作では逆に「『S.A.C.』世界における人形遣い」として傀儡廻が生み出されるという対比も見られる。